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和歌山県出身の山本さんと小田部さん:
100歳の長寿祝い、日本政府が祝状贈呈
2007年10月20日



兒玉総領事(右から2人目)から祝状を受け取っ
た小田部さん(左隣)。アリゾナから娘と孫もお
祝いに駆けつけた

 日本政府は毎年9月の第3月曜
日の祝日「敬老の日」(旧9月1
5日)に、100歳を越した国民
を祝賀している。海外居住の日本
国籍保持者も対象にされ南加で
は、100歳のウィティア市在住
の山本峯男(やまもと・みねお)
さんと、104歳のガーデナ在住
の小田部ぬゐ(こたべ・ぬゐ)さ
んの長寿を祝い12日、兒玉和夫
・ロサンゼルス総領事が2人の自
宅を訪れ安倍晋三元首相からの祝
状と記念の銀杯を贈った。ともに
和歌山県出身。

 山本峯男さんは1907(明治40)年2月15日生まれ。

 小田部さんは1903(明治36)年10月15日、新宮市で生まれ
た。先に渡米した夫・孝太郎さんと21歳の時に結婚しオレゴン州ポート
ランドに移住。その後、ロサンゼルスに移り住み八百屋を経営した。5人
の子宝に恵まれ、幸せな生活を送っていたが、第2次世界大戦ではコロラ
ド州のアマチ日系人強制収容所に収監された。

 若い頃はよく働き、手芸と料理が得意だった小田部さんは、104歳に
なった今でも身の回りのことは自分でこなす。耳は遠いものの、何でも食
べ、薬一つ飲まず、足腰は丈夫で健康そのもの。記憶力がよく、特に戦前
のことは鮮明に覚えているという。好物はすしと刺身。孫7人とひ孫が8
人いる。 

 小田部さんは総領事夫妻の訪問に「わざわざ遠い所からお越しいただい
て、ありがとうございます」と感謝し、「みんなによくしてもらっていま
す。(100歳の表彰は)こんなうれしいことは今までなかったです。う
れしいです」と感激を素直に表した。

 総領事の「長生きの秘訣は」の問いに「お茶漬けを食べること」と笑わ
せた。誰よりも大きな声で話す小田部さんの元気さに驚いた恵子夫人は
「声が大きいのは、歌でも歌っているからですか」と尋ねた。小田部さん
は「ハトポッポくらいです」と即座に答え、「ポッ、ポッ、ポッ、ハトポ
ッポー」1曲披露。祝状を授与された時も「ハッピーバースデー・トゥー
・ユー」と歌い出し、3日後の誕生日を自ら祝った。

 在外公館における今回の祝賀対象者は合わせて67人。在サンパウロ総
領事館管轄の33人が最多でホノルル総領事館13人、ペルー大使館、ア
ルゼンチン大使館各4人、クリチバ総領事館(ブラジル)、サンフランシ
スコ、ロサンゼルス総領事館各3人、ポルトアレグレ出張駐在官事務所、
チリ大使館、リオデジャネイロ総領事館、トロント総領事館各1人となっ
ている。(潤、写真も)

 

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