LAPD:ブラトン本部長2期目へ
警察委が続投承認
2007年6月23日
ロサンゼルス市警察(LAPD)のウィリアム・ブラトン本部長(5
9)の2期目続投が19日、警察委員会によって承認された。4月にブラ
トン氏から出されていた続投の要望を受け、委員会が検討していたもの
で、五年前に本部長に就任してからの犯罪減少が大きく評価された。
ロサンゼルス市警察本部長職の任期は1992年に1期5年、最長2期
までと改正されたが、以来2期務めた本部長はおらず、ブラトン氏が改正
後初めて2期務める本部長となる。
ブラトン氏はボストン出身で、ロサンゼルスに来る前は、ニューヨーク
市警やボストン市警の本部長を歴任。また、ニューヨーク市やマサチュー
セッツ州の交通局などの警察の長としても活躍した。
ロサンゼルスでは92年、ロドニー・キング氏への警察官による暴行事
件をきっかけに暴動が発生。警察当局の改善を求める声の高まりを受け
て、クリストファー委員会が実態調査を行い、それを踏まえ、本部長職は
最長2期までとする規定が導入された。以後、バナード・パークス、ウイ
リー・ウィリアムズの両氏がそれぞれ5年間、本部長を務めた。
ブラトン氏は、警察改善の推進を目指す市当局による全米的な人材探し
の末、招聘された。就任以来、ブラトン氏は犯罪の減少を掲げてきたが、
2002年比で犯罪は34%も減少。2期目承認を受けて開かれた記者会
見で、ビヤライゴーサ市長も「他の大都市で犯罪が増加している状況の
中、ロサンゼルス市では減少している」とブラトン氏の手腕をたたえた。
また、5月1日のレーバーデーにマッカーサー公園で起こった警察官に
よる過剰暴力行使の問題については、警察委員会側が「ブラトン本部長は
早急に対処し、問題の解決に向けてリーダーシップを発揮した」と評価し
た。
ブラトン氏の2期目の任期は11月からスタートする。(CNS)
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