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「文化書道米国連合会」
優しく気品ある書を
西脇呉石氏の教え継ぐ

2006年11月4日

Bunkashodo

29日、日米文化会館で開いた第15回連合会展
で。前列中央が井上会長

 東京・代々木にある文
化書道学会の米国支部。
1972年、井上拓泉氏
がロサンゼルス地区に5
つの教室を開いたのが始
まりで、翌73年に「米
国羅府支部」として、8
7年に「米国連合会」と
して、本部から認可され
た。一時は25教室を数
えるまでに至ったが、現
在も15教室、会員約1
00人を擁し、井上会長
を中心に、20人近い教
師らが各教室で指導に当
たっている。これまでに
連合会で指導を受けた会
員は1600人に上る。

 文化書道学会は1953年の創立で、西脇呉石(ごせき)氏の「呉石
流」の書を、通信教育講座を通じて指導している。

 西脇呉石氏(1879—1970年)は文化書道学会の現会長、西脇韻
石氏の祖父。福井県生まれで、漢学を富田鴎波に、書を村田海石に学ん
だ。福井師範を卒業後、福井高女、東京青山師範、東京府立第3高女、大
倉高等商業、東京商科大学などで教師を歴任。文部省から委嘱を受けて国
定書方手本を揮毫した。

 呉石氏の書風は「流麗にして典雅」で、「優しく気品ある書」とされる。
米国連合会の会員らも「オーソドックスで、分かりやすいところが魅力」
と口をそろえる。

 井上会長は81年に本部同人となり、2002年には本部審査員とし
て、書展の審査に当たっている。

 各教室での指導の他、書展を通じての普及、本部の指導者が訪米しての
研修も盛ん。機会をみて中国やメキシコなどへの研修ツアーも実施してい
る。創立15周年からは5年ごとに日米合同書展も日米文化会館で開催。

 月謝の他、年会費20ドル。希望者は東京本部で検定を受けるため、検
定料が必要。詳細は井上会長まで、電話323・293・4194。
(長島、写真も)

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