文化書道学会は1953年の創立で、西脇呉石(ごせき)氏の「呉石
流」の書を、通信教育講座を通じて指導している。
西脇呉石氏(1879—1970年)は文化書道学会の現会長、西脇韻
石氏の祖父。福井県生まれで、漢学を富田鴎波に、書を村田海石に学ん
だ。福井師範を卒業後、福井高女、東京青山師範、東京府立第3高女、大
倉高等商業、東京商科大学などで教師を歴任。文部省から委嘱を受けて国
定書方手本を揮毫した。
呉石氏の書風は「流麗にして典雅」で、「優しく気品ある書」とされる。
米国連合会の会員らも「オーソドックスで、分かりやすいところが魅力」
と口をそろえる。
井上会長は81年に本部同人となり、2002年には本部審査員とし
て、書展の審査に当たっている。
各教室での指導の他、書展を通じての普及、本部の指導者が訪米しての
研修も盛ん。機会をみて中国やメキシコなどへの研修ツアーも実施してい
る。創立15周年からは5年ごとに日米合同書展も日米文化会館で開催。
月謝の他、年会費20ドル。希望者は東京本部で検定を受けるため、検
定料が必要。詳細は井上会長まで、電話323・293・4194。
(長島、写真も) |