LA郡:トランス脂肪酸で対策
不使用レストラン店頭にステッカー表示
2007年11月24日
「当店ではトランス脂肪酸を一切使用していません」—
ロサンゼルス郡内のレストランで15日から、心臓病など深刻な健康障
害を引き起こす一因といわれる「トランス脂肪酸」(TFA)の「自主的
な」廃止および使用の大幅な減量が開始された。全米で2番目の規模を誇
るロサンゼルスのこの動きに、各都市も追随するとみられる。
CNS電が伝えたところによると、自主規制に協力したレストランに
は、郡から「トランス脂肪酸不使用店」との証明書が発行され、店内の清
潔度を示す評価ステッカーの横に掲示される。同プログラムを推進してい
る郡参事会では、「掲示により、他店との差別化を図るだけでなく、消費
者にTFAについて理解してもらえるいい機会」として、より多くのレス
トランに協力を呼び掛けている。
同プログラムは、TFAの過剰摂取により引き起こされる健康被害を重
くみたロサンゼルス郡や市、また各健康擁護団体が今年1月、3万6千軒
が加盟する加州レストラン協会ロサンゼルス支部に規制を働きかけ、「自
主的」との条件付きで廃止を目指した規制に合意した。すでに、「バーガ
ーキング」「カールス・ジュニア「KFC」「タコベル」「マクドナル
ド」といった大手ファストフード店などが使用廃止を表明しており、今後
協力店は拡大するとみられている。
全米では、ニューヨーク市が7月から、市内の全レストランおよびファ
ストフード店でのTFAの使用を全面禁止にしている。
TFAとは、液体の油を固体化させるため化学処理により分子構造を変
化させた油脂のことで、過剰摂取により血液中の悪玉コレステロールが増
加し、心臓病のリスクを高めることが分かっている。(中村)
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