本年度の日系ペアレンツ・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、外間真清
・久子夫妻(共に83、ロサンゼルス市)と湯谷寿昌(100)・春枝
(96)夫妻(ラミラダ市)。
それぞれの家族メンバーから両夫妻の経歴や人柄、エピソード、思い出
話などが語られ、親として家族のために働き、立派に子供たちを育ててき
たことが紹介された。
また、リー・バッカ・ロサンゼルス郡シェリフ局局長、兒玉和夫在ロサ
ンゼルス日本国総領事らは祝辞のなかで、両夫妻はコミュニティー活動に
も積極的に奉仕し、尽力してきたとしてその功績を高く評価したうえで、
「両親の無償の愛情、親子の関係、社会とのかかわり」など家族の大切さ
について語り、外間、湯谷両夫妻はファミリーの素晴らしさを見事に体現
させてきたと称えた。
両夫妻には、ロサンゼルス市議会から、市長、市法務官、全十五市議が
署名した表彰決議賞状が贈られ、「日系父母の日」祭の安田ヘンリー委員
長から手渡された。また、両夫妻は8月19日の二世週祭パレードにも参
加する。
浜田トコさんら優勝
最終予選を通過した計9人がそれぞれ熱弁を振るったスピーチ・コンテ
ストでは、小学生の部でエリカ・クリスティン・ルーさん、中学・高校生
の部で王アイリーン嵐さん、大学生・一般の部で浜田トコさんが優勝し、
表彰状と賞金が贈られた。また、応募作224点のなかから選ばれた金・
銀・銅賞など絵画113点が劇場ロビーに展示され、入選者には盾と記念
品が贈られた。
親に感謝し、家族のあり方を思い起こす良い機会となる「父母の日」。
「子は、親の背を見て育つ」と兒玉総領事が、昔からのいわれを引用した
ように、親は子供にとって最も身近なモデル。
模範的な父母になるのは簡単なことではないが、日系社会には数千、数
万という立派なモデルとなる父母がたくさんいる。普段は、とりわけ目立
たない存在だとしても、そうした日系父母たちを代表する形で、今年は外
間、湯谷両夫妻が表彰の栄に浴したとみてよいだろう。(石原) |