課題を与えない魚田さんは、「難しく考えず、自由な発想で」と生徒に
呼び掛ける。紺色の布に白い糸というのが刺し子の定番だが、決まりはな
い。幾何学模様の伝統的裁縫も、生徒たちは色彩豊かな布地に合わせた好
みの色の糸で現代風にアレンジ。家紋や、花、木の葉などの模様を鮮やか
に浮かび上がらせる。
仕上げたエプロンや壁掛けポケット、テーブルクロス、ポットホルダー
などのおしゃれな作品を教会に寄付。バザーやラメージセールなどが発表
の場だ。教会に恩返しし、社会にも貢献できることを誇りに思う。「見て
もらえる」「使って喜んでもらえる」ことを励みに、一針一針に丹精を込
め縫い進む。
「簡単で、裁縫をやったことのある人なら誰でもできる」(魚田さ
ん)。大きい目(針)で刺して(縫って)も、小さい目で刺しても、縫い
込んで行くうちに目はきれいに揃い、(糸の)引き加減も慣れるにつれ感
覚がつかめるという。
図案を白いチャコペンで布に書き込んでから、縫い込み開始。気の合っ
た仲間とおしゃべりしながらの縫い物はとても楽しい。頭と指先を使うこ
とでボケ防止にもなる。
クラスは毎月第1、第3の火曜日で、午前9時から11時半まで。入会
は誰でも大歓迎。詳細は電話で熊井さん818・241・7027。また
は魚田さん323・731・1327まで。
(潤、写真も) |