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「刺し子クラス」
一針一針に丹精込め
自由な発想で作品作り

2006年10月21日


Sashiko

刺し子クラスのメンバー。前列左端が魚田さん

 遠い昔、東北地方で衣
服のヒジや膝などのほこ
ろんだ部分を繕ったのが
始まりとされている刺し
子。布地で補強する生活
の知恵だが、現在では芸
術性を高め愛好する人が
増えている。

 南加日系社会でも刺し
子は盛んで、小東京のロ
サンゼルス合同キリスト
教会では月2回「刺し子
クラス」が開かれ、約20
人の生徒が思い思いの作
品作りに励んでいる。7年
ほど前に同教会員の熊井
ユリさんがクラスを開設
し、魚田道子さんを先生
に迎え入れた。

 課題を与えない魚田さんは、「難しく考えず、自由な発想で」と生徒に
呼び掛ける。紺色の布に白い糸というのが刺し子の定番だが、決まりはな
い。幾何学模様の伝統的裁縫も、生徒たちは色彩豊かな布地に合わせた好
みの色の糸で現代風にアレンジ。家紋や、花、木の葉などの模様を鮮やか
に浮かび上がらせる。

 仕上げたエプロンや壁掛けポケット、テーブルクロス、ポットホルダー
などのおしゃれな作品を教会に寄付。バザーやラメージセールなどが発表
の場だ。教会に恩返しし、社会にも貢献できることを誇りに思う。「見て
もらえる」「使って喜んでもらえる」ことを励みに、一針一針に丹精を込
め縫い進む。

 「簡単で、裁縫をやったことのある人なら誰でもできる」(魚田さ
ん)。大きい目(針)で刺して(縫って)も、小さい目で刺しても、縫い
込んで行くうちに目はきれいに揃い、(糸の)引き加減も慣れるにつれ感
覚がつかめるという。

 図案を白いチャコペンで布に書き込んでから、縫い込み開始。気の合っ
た仲間とおしゃべりしながらの縫い物はとても楽しい。頭と指先を使うこ
とでボケ防止にもなる。

 クラスは毎月第1、第3の火曜日で、午前9時から11時半まで。入会
は誰でも大歓迎。詳細は電話で熊井さん818・241・7027。また
は魚田さん323・731・1327まで。
(潤、写真も)

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