半日の展示は来場者が途切れることがない盛況で、販売も毎年1000
ドルを超える寄付金が贈れるほど好調。売上金はもちろん、全額寄付す
る。また、1000ドルを超える価値がある約2.5メートル四方の大き
なキルトを出展し、ラッフル抽選(1枚2ドル)の懸賞にしている。こち
らもまた、人気を呼んでいる。
キルトは、表地と裏地の間に薄い綿を入れ、そのフワフワと柔らかい木
綿の生地に色とりどりの布切れを張り、縫い合わせて1枚布に仕立てる技
法。アメリカでは、布切れは原色が主流だが、友の会では淡い日本調の色
が好まれている。
4パッチや9パッチと呼ばれる基本のパッチワーク(布切れの配置法)
を守りながら、絵を描くようにイメージ。独自に研究を重ね、徐々に難度
の高い菱形や六角形のパターンにもチャレンジするなど、みんな向上心が
強い。
月2回、集まった18人が開館前の図書館で制作に励む。メンバーは日
本人を中心に、日系人、中国人などさまざま。気心の知れた仲間とのおし
ゃべりも楽しい。指導者はおらず、みんなで教え合って技術を高めてい
る。大きな懸賞用のキルトはメンバー総出で仕立てる。アイデアを出し合
いながら、1年がかりの協同作品。図書館のために心を1つにし、ひと縫
いひと縫い丹精を込める。
集まりは毎月第2、第4金曜日の午前10時半から約2時間。会費は無
料で、入会は誰でも大歓迎。詳細は代表のシャーリー・タケウチさんま
で、電話310・822・6073。(潤、写真も)
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