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LA寄席クラブ
「笑う門には福来たる」
皆が気軽に楽しめる場を

2006年11月10日

Yose Club

10月の「日曜お笑い寄席」打ち出し後、お客さん
を送る(右から)勝助、赤福、狐声、半太の皆さん
(写真提供=LA寄席クラブ)

 えェ〜毎度ばかばかし
いお話で……おなじみの
枕で始まる与太郎もの江
戸落語。登場する八っつ
ぁん熊さんは、少々間抜
けだがお人好し。ユーモ
アとペーソスを併せ持
つ、なぜか憎めないキャ
ラクターが、聞く人の共
感をよぶ。そんな八っつ
ぁん熊さんに会えるの
が、今年9月に発足した
ばかりのLA寄席クラブ。

 落語を中心に、漫才、講談、手品、腹話術など寄席文化に幅広く門戸を
開く。10月にはガーデナ市で「日曜お笑い昼席」を催したほか、桂歌蔵
独演会の前座を務めるなど、出足はすこぶる好調だ。

 現在、メンバーは会長の羅府ら〜ふ亭勝助(橋勝雄)、伊勢家赤福(川
田薫)、半田半太(半田俊夫)、近江狐声(中村トム)、ベティ・ホープ
(睦子)、千々石家ミゲール(井筒ケン)の6人。

 先代の三遊亭円歌師匠の近くに住んでいた勝助会長は、子供のころから
ラジオで落語を聞くのが趣味。その後、レコードやテープで独学し、アメ
リカに来てからはトーレンス市で経営していた「すし勝」で「寿司と落語
の会・素人謎人寄席」を17年間続け、ボイルハイツやガーデナ市の敬老
ホーム慰問にも出かける。昨年はカンザスシティーの日本人会からも声が
掛かり、落語の出前。「呼ばれれば、時間を工面してどこへでも出かけま
す」と八、熊、ご隠居の1人3役で会をもり立てる。

 来月17日には第2回目の「お笑い昼席」を開く予定。仲間同士で勉強
会を開くチャンスは少ないが、間の取り方やテンポなどのテクニックをそ
れぞれが独自に工夫し、個性に磨きをかける日々。脈脈と受け継がれてき
た日本の寄席芸能を、日系コミュニティでも、皆が気軽に楽しめる場を作
っていきたいとの夢を持つLA寄席クラブ。

 笑う門には福来たる。興味ある人、やってみたい人、聞くのが好きな
人、裏方でサポートしたい人など、幅広くメンバーを随時募集中だ。会費
なし。詳細は勝助会長まで、電話310・323・9286。(石原)

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