同健康フェアは、日英両語を理解する日系医師グループ「JCHI」
(Japanese Community Health Inc.)の医師らのボランティア協力を得
て、大正クラブが約30年前から無料で開催。今年は、内科や外科、婦人
科など20人の医師、視力や聴力など15人の特殊技能士をはじめ、看護
師や大正クラブの会員など90人のボランティアにより実現された。
血液検査を受けに訪れたバンナイス在住の武捨四郎さん(67)は、7
年前から同フェアを利用。「糖尿病を患っているので、血液検査では血糖
値やコレステロール、また前立腺の疑いなどをチェックしてもらいたい」
といい、日本語で分かりやすく説明してくれるので助かっていると話し
た。
長年にわたり同フェアでボランティアを務めるJCHIのサカエ・シゲ
カワ医師は、「日系人は比較的健康な人が多いため、日頃医者に通う人が
少ないが、早期発見のためにも突然の食欲減退や、嘔吐、下痢など、いつ
もと違った症状が出た場合はすぐに医師に相談するように」と呼び掛け
た。また、スミ・カワラタニ内科医は、「日本から渡米したばかりの人
は、日本人に多い胃がんに注意する必要がある一方、在米生活が長い人は
コレステロールの摂取が多くなるため心臓病などに気をつける必要があ
る」と、在米期間での違いを指摘。それぞれに食事に気をつけ、適度な運
動をアドバイスした。
またこの他、血圧測定や聴力、視力検査をはじめ、心臓循環器や胃腸消
化器、泌尿器科や足膝科などの専門医が無料で相談に応じ、指圧やマッ
サージ、針治療のサービスも行われた。
JCHIは毎月第3日曜日の正午から午後2時まで、無料健康相談を同
オフィス(420 E. 3rd St.)で開催している。詳細は、310・316・5
659。(中村、写真も) |