「ハート友の会」:心臓専門医招き会合
自身の病気や薬を理解
2007年10月27日
今年8月に発足した、心臓バイパス手術経験者やペースメーカー装着
者、また健康や医療に関心のある人を対象とした患者サポートグループ
「ハート友の会」(ロッキー・森代表、会員17人)は14日、心臓病、
不整脈、高血圧を専門とするUCLAの日本人内科教授、藤村治医師を招
き、ホテルニューオータニ内レストラン「アゼリア」で会合を開いた。
会場には、心臓バイパス手術経験者やペースメーカー装着者ら計13人
が集まり、それぞれの体験や服用する処方せん薬などについて、日本語で
情報を共有するとともに、藤村医師からの説明やアドバイスに真剣に耳を
傾けた。
会合では、「複数の薬を服用しているが、それぞれの副作用や相性など
が心配」という参加者からの声に対し藤村医師は、「副作用といったリス
クを理解することも大切だが、何のためにその薬を服用しているかを理解
することも重要」と述べ、服用を止めた時のリスクの方が大きい場合がほ
とんどだといい、「薬は症状を押さえるだけでなく、患者の生存率を高
め、将来起こりうる合併症を減らす効力もある」と説明、今の症状にこだ
わらず、先を見て薬とつきあって行く必要があるとアドバイスした。
また、「ペースメーカーのバッテリーが切れた時、どのような症状が体
に起こるのか」「そのような事態を避けるにはどうしたら良いか」などと
言った質問には、「ペースメーカーは年々進歩しているが、残念ながらバ
ッテリーの寿命は以前と変わらず、5年から7年と言われている」とい
い、たいていのペースメーカーはバッテリーが切れた後3カ月間は機能す
るよう設定されているため、バッテリーチェックを怠らなければ、機能不
能といった最悪の事態は避けられると述べた。
この他、心臓の仕組みや全米での死亡原因2位に上がっている突然死に
ついて、また素人でも簡単に心臓マッサージができる簡易救命器(AE
D)の説明など、多岐にわたり分かりやすく日本語で説明した。
同会代表を務める森さんは、「専門医とこのように会談できる機会はめ
ったになく、とても有意義で貴重な時間だった」と振り返り、「今後も心
臓にかかわる病気で苦しむ患者のサポートに努めたい」と話した。
同会の詳細および参加希望者は森さんまで、電話805・527・47
56またはEメールで—
jaeep@sbcglobal.net
(中村、写真も)
|