叙勲祝賀会に300人:受章の喜び分かち合う
2007年7月22日
昨年秋と今年春に日本政府から叙勲を受けた在ロサンゼルス日本国総領
事館管区居住の4人を祝って8日、南加日系商工会議所主催の祝賀会がモ
ンテベロ市のクワイエット・キャノンで開かれた。集まったのは、日系諸
団体の関係者ら約300人。それぞれの受章者をたたえるとともに、受章
の喜びを分かち合った。
受章者は、昨年秋が、エミー賞受賞のメーキャップ・アーティスト、奈
良佳緒里ターナー氏、今年の春が、リトル・カンパニー・オブ・メアリー
病院付属の野口人間ドッグ所長、桜井フレッド裕氏、ランド研究所上級経
済顧問のチャールズ・ウルフ・ジュニア氏、元ロサンゼルス郡検視局首席
捜査官のジミー・タカシ・サコダ氏。
奈良氏は、ハリウッドにおけるメーキャップの指導を通じて日本伝統芸
能など広く日本文化の正しい理解の促進に努めるとともに、日系団体への
広範な貢献で旭日双光章を受章。桜井氏は、医療を通じた厚生向上への貢
献と、芸術・文化活動を通じて日本文化を米国に紹介した功績で、やはり
旭日双光章を受章した。ウルフ氏は日米経済関係および学術交流の促進に
寄与した功績で旭日中綬章を、サコダ氏は邦人関連事件の捜査活動への貢
献と日米間の捜査協力の発展への寄与で旭日小綬章を受けた。
祝賀会では、これまでの叙勲受章者で、この日の集まりに参加した9人
がまず紹介され、大きな拍手を受けた。今回の祝賀対象となった4人につ
いては、スクリーンも使いながら紹介。その後、兒玉和夫・在ロサンゼル
ス日本国総領事はじめ、日商の若尾龍彦会頭、南加県人会協議会の沢岻安
和会長、南カリフォルニア日系企業協会の鈴木康義副会長が、それぞれの
受章者らの今後の活躍に期待を表明しながら祝辞を述べた。日商からはお
祝いの盾が贈られた。
受章者を代表して奈良氏が「サンキュー・ジャパン、サンキュー・アメ
リカ、サンキュー・ゴッド」と簡潔に謝辞。式典の後にも「日本のメーキ
ャップ・アーティストが『陰の力に陽が当たった』と祝ってくれた」と受
章を喜んだ。また、桜井氏は「父親の『人のために尽くせ』という教えを
実行したまで」、サコダ氏も「夢にも思っていなかったし、大勢の人が駆
け付けてくれてうれしい」と、それぞれ受章の喜びを語っていた。
余興では、フロリダ州から駆け付けた筑紫こま鶴さんが村井明美さんと
ともに、独楽(こま)の曲芸を披露、喝采を浴びた。
祝賀会は、日系コミュニティー・ヘルス・インク(JCHI)、日系パ
イオニアセンター、南加日系婦人会、南加県人会協議会、オレンジ郡日系
協会、リトル東京ビジネス・アソシエーション、南加庭園業連盟など、南
加昭和会、大正クラブなど計二十の団体が共催した。(長島) |