渡米から26年、日本を拠点に活動する
JATV顧問
2006年8月21日
渡米して26年と11カ月経った。「英語には苦労したなあ。マスコミ
人としてツールとしての言葉が自由に使えないというのは大きなハンディ
ですから」
JATVではプロデューサーであり同時に自らキャスターとして番組に
出演。ズバリ斬り込む辛口のニュース解説にはファンも多かった。
在外投票実現運動では違憲確認訴訟原告団副団長とし運動を支えた。
「アメリカから学んだものは計り知れない。でも失ったものも少なくな
いなあ」。「何を失ったんですか」と尋ねると「青春、かな」と笑って返
しながらも、「これまで出会った優れた経営者や特派員、研究者、アーテ
ィストら多彩な人脈は大いなる資産でしょうね」と語った。その数はざっ
と2千人を軽く越える。9月からは東京・日本橋人形町に事務所を構え、
日本発のニュースを発信するなどメディアとしての活動は続け、JATV
の番組は日本からサポートする。年に4、5回は日米を往還することにし
ている。
9月から非常勤講師として私立大学の教壇にも立つ。もともと子どもの
ころから先生になることは夢だったという。講座は国際社会の動きや情報
論・人脈論。メディア人をめざす学生にジャーナリズムのたいせつさ、お
もしろさを教えたい。「いまの日本のジャーナリズムには社会正義という
視点があまりにも酷薄で情けない」 |