ドジャース:黒田、本拠地で公開練習
仕上がり順調、意欲示す
2008年2月9日

大きなフォームで遠投する黒田投手
昨年暮れにFA宣言し広島からドジャースに入団した黒田博樹投手
が1日、ドジャースタジアムで報道陣に練習を公開した。昨年
12月にドジャースとマイナー契約を結んだ亜細亜大のロバート・ブー
ス投手とともに約1時間にわたり汗を流し、順調な仕上がりを
見せた。
練習は地元米メディアなどの強い要望で公開され日米合わせ約30人
が集まり、先発ローテーションの一角を担う黒田への関心の高
さをうかがわせた。28日にLA入りした翌日から毎日、同球場で自主
トレに励んでいる。
この日は軽いランニングから始まり、入念な柔軟体操、ストレッチ用の
ゴムを使い手首、ひじ、肩をほぐし、キャッチボールへ。徐々に距離を伸
ばしながら遠投に移り、たっぷりと時間をかけた。「温暖な気候で体がよ
く動いている」と順調な調整に満足の黒田。動きは軽やかで、ゆっくりと
した大きなモーションで、一球一球フォームを確かめるように投球した。
黒田は、14日から始まるキャンプに向け、「ベストの状態で臨めるよ
うに調整」。キャンプ地のフロリダ・ベロビーチ入りは12日をめどと
し、「それまでに、一度はブルペン入りしたい」と希望した。
日本と比べキャンプ期間が短いメジャー式調整法には「(ペース配分
は)アドバイスを聞きながら徐々に調子を上げたい」「実戦登板はコーチ
などの意見を聞いて調整したい」とした。
多くの期待に「プレッシャーはあるが、優勝に貢献できるようにした
い」と意欲を示した。チームメートの先輩斎藤隆投手については、「すご
い成績を残しているので、いろんなことを吸収したい。同じ投手なので、
心強い」と語った。
入団の決め手の大きな比重を締めたのが日系社会の存在で、「ドジャー
スタジアムで投げる日を目指して調整し、1日でも早くマウンドに上がり
応援してもらいたい」と願った。(永田潤、写真も) |