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南加庭園業連盟:小山会長が続投
数々の課題に本格挑戦
2007年3月17日

 南加庭園業連盟の2007年度役員就任昼餐会がこのほど、モンテベロ
市のクワイエット・キャノンで開かれた。今年で52回目。日系主要団体
からの来賓を含め約200人が出席。昨年9月の高見アルバート前会長の
突然の死去に伴い副会長から会長職に就いた小山信吉氏(72)が、あら
ためて全任期の会長職を任された。就任のあいさつでは、会員の高齢化の
中、連盟所属の各組合の活性化に向けて全力をつくす意向を明らかにし
た。



就任式で小山会長(右端)から表彰された
会員ら。壇上マイクのところにいるのは第
1副会長のブライアン・ヤマサキさん

 南加庭園業連盟には現在、計
19の組合が所属。それらが集
まって連盟を組織しているが、
それと同時に、それぞれの組合
は会長を置き、仕事の面で相互
に助け合うとともに、(1)地
域貢献のボランティア活動の展
開(2)蘭や盆栽などの展示会
(3)会員向けの健康保険など
各種説明会—など、独自に活動
を展開している。

 連盟の総会員数は現在約1400人。最盛期の1960年代後半から
70年代前半にかけては4500人を擁する大所帯だった。所属組合数も
24あった。

 しかし、組合の会員らの高齢化で、会合に出席する会員が年々減少。小
山会長によると、中には組合の役員就任式や新年会などの行事の開催が難
しくなっているところもある。そうした状況を受けて、連盟の役員会など
には同じ人たちが出席するという事態も生じており、そうした人たちに連
盟運営上の負担がかかる状況が続いている。小山さんは「これは大変深刻
な問題」と受け止め、早急に打開策を打ち出す必要があると訴えている。

 会長に正式就任した小山さんは福島県二本松出身。68年に家族のビジ
ネスの関係で渡米し、間もなく庭園業に従事。ベイシティーズ庭園業者組
合に属し、これまで同組合の会長を2回務めた。

 連盟が直面しているそうした状況に対する考えを、小山さんは連盟の機
関誌「ガーデナーの友」(2006年12月号)で表明。組合規則の見直
し、新たな連盟運営費捻出法の考案、庭園業者の記録保存などの必要性を
打ち出した。「遺言のつもりでまとめました」と、小山さんは連盟に対し
て抱いている熱い思いをのぞかせる。

 役員就任式では、そうした思いを少しでも会員らに伝えたいという気持
ちを込めてスピーチ。席上、これまでの組合での活躍と連盟への貢献で、
先月100歳を迎えたトム・ユタニさんはじめ6人を表彰し、連盟を守っ
てきた功労者への感謝の意を表明した。これから、小山会長の下でどこま
で連盟が難局を打開していくことができるか。その舵取りに大きな期待が
かかった就任式となった。

 なお、連盟の会員向けに庭園業の機具などを安価で販売している連盟
コープの会長には新垣安徳さんが就任。また、連盟では会員増を図るた
め、従来会員のみに限っていた健康保険の加入申請を、非会員の一般から
も受け付けている。詳細は電話213・628・1595。
(長島、写真=グエン・ムラナカ)

 

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