PANA:7月に第14回国際大会
サンパウロで日系人大会と合同
2007年4月14日
北・中・南米の日系人同士の交流促進と相互協力を目的に各種の活動を
展開している「PANA(パンアメリカン日系協会=パナ)」の第14回
国際大会が7月、ブラジルのサンパウロで開かれる。今年は、これまで海
外日系人協会が日本国内で毎年開催してきた海外日系人大会と合同で開か
れることになっており、早くも大勢の参加が見込まれている。小東京の都
ホテルで先月開かれたPANA—USA(米国パナ、吉本アルトゥロ会
長)の2007年総会と新年親睦会でも、大会に向けていくつかのツアー
計画が発表されるなど、早くも雰囲気が盛り上がった。パナは今年1月、
発足25周年を記念して祝賀式典をペルーの首都リマで開いており、日系
人大会との合同開催でパナの国際的な役割に対する期待はさらに高まりそ
うだ。
海外日系人大会は今年で48回目。海外在住の移住者と日系人が母国日
本で一堂に会し、在住国の実情を日本に知らせるとともに、国際交流、国
際理解、国際親善を深め、世界の対日理解の促進と強化を図ることを目的
として開催されてきた。
一方、パナは日系人同士の連携、相互協力の促進を目的に1981年に
設立されて以来、加盟国持ち回りにより隔年で国際大会を開催。居住国は
違っても、日系人として直面する共通の問題などを若い日系人も含めて熱
心に討議するなど、地道に活動を展開してきた。
2つの大会の合同開催の話は、一昨年の第46回日系人大会の運営会議
で、パナ側から、すでにサンパウロで開催が決まっているパナの第14回
大会と第48回日系人大会を合同で開催できないかとの提案が出されたこ
とが始まり。来年はブラジルへの日本人移住100周年でもある。それぞ
れ提案を検討した結果、「極めて有意義」との結論に達し、合同での大会
開催が決定。大会は7月18日から21日までの4日間開催し、そのうち
日系人協会の「代表者会議」とパナの「分科会」についてはそれぞれが主
催・運営するが、その他の行事はすべて合同。大会のテーマは「海外日系
社会の原点に立ち、その発展と役割を求めて」と決められた。
日程は、初日にまず日系人大会の全体会議を開催。その後、開会式と歓
迎夕食会と続く。2日目は代表者会議と分科会を開き、その後は夕食会。
3日目は終日、日系移民の町レジストロを訪れる。夜はホテルに戻りサン
バのレッスン。最終日は第10回日本祭りの見学、国際カラオケ大会、そ
して閉会式とサヨナラ・パーティーで終える。
米国からのツアーは現在、(1)リマに寄ってからブラジルの大会に参
加(2)リマに寄って大会に参加してからさらにブラジルとアルゼンチン
を回るもの(3)早めに出発してまずペルーのリマとマチュピチュを訪れ
てから大会に臨むもの—の3種類が用意されている。
パナの25周年記念式典には、現在パナの加盟国となっている12カ国
の代表がリマに集まり3日間にわたり行事を開催。活動の意義と継続を再
確認するとともに、米国パナがすでに15年以上にわたって生徒らを支援
している「ヒデオ・ノグチ学校」や、新しくできた日系病院を一緒に訪問
するなどして、交流を深めた。
パナ米国の新年親睦会では、パナの国際大会の魅力について「パシフィ
ック・シティズン紙」のハリー・ホンダ氏が講演。また、ブラジルのサン
バ・ダンサーらが登場し、サンバを披露したり参集者を巻き込んで踊るな
ど、大会へ向けての雰囲気盛り上げに一役買っていた。
大会の詳細は電話323・264・4655。米国からのツアーについ
てはアーネスト・ヒダさんまで、電話213・625・2232。
(長島、写真も) |