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南加福島県人会創立100周年取材のためロサン
ゼルス入りした福島民友記者、藍原寛子さん

2006年12月16日

Aihara

1967年、福島市生まれ。
千葉大学文学部卒。1990
年福島民友入社。県政、いわ
き支社、社会部など経て現在
報道部特報班記者。2005
年から06年3月まで、マイ
アミ大学に留学

 新聞記者を志したのは、「人に会うのが好
きだから」。ちょっぴり早口だが、ときどき
見せる笑顔がさわやかな印象だ。

 日本の地方紙は、戦時中の言論統制で「1
県1紙制」となったが、福島県は戦後、「福
島民友」と「福島民報」がしのぎを削る。と
もに20万部以上を販売、「朝、新聞を広げ
るときドキドキする」ほどの激戦区という。

 会社を休み、今年三3月まで10カ月間、
マイアミ大学に留学したのは、「臓器移植の
本場をこの目で確かめたかったから」。フル
ブライト奨学金のジャーナリスト・プロジェ
クトの一環として「研究員」の立場で、手術
現場など病院や大学などで研修した。

 臓器移植に興味を持ったのは、2000年、石川郡の三本松幸子さん
(当時18)が、渡米しUCLAで心臓移植を受けたことがきっかけ。
「海外で移植、というと日本国内でドナーが少なくアメリカでは多い、と
紋切り型で比較されがちだが、ほんとうは違うのではないか。この目で文
化的な背景を確かめたかった」

 南加福島県人会が来年、百周年を迎えるにあたり、10月下旬から11
月にかけ、渡米した。ロサンゼルスを中心に会った人の数は30人ほど。
福島県にゆかりのある人物をインタビュー。「アメリカ生まれの帰米2世
に取材したら、本場の『ずーずー弁』が出てきて、うれしくなっちゃっ
た」

 2週間余りの取材は、まさに「短期決戦」。「ほんとうは、その場所に
住み、同じものを食べ、同じ空気を吸ったたうえで取材したい。そうでな
いと見えてこないものがたくさんあると思う」(大西、写真も)

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