Rafu Shimpo 広告
 お問い合わせ 購読申込 広告申込 English
Coming Soon!
ようこそ
ホーム
ニュース
スポーツ
地域
特集
催しスケジュール
コラム
羅府新報の歴史
編集部へのお便り
リンク
お便り
Photo Gallery

在LA日本国総領事館:池井氏を総領事表彰
日系社会での功績たたえ

2007年12月1日



1兒玉和夫総領事(左)から表彰
状を受け取る池井氏

 ホテル・ニューオータニ・アメリカ社長で
ニューオータニ・ロサンゼルス総支配人の池
井宗之氏がこのほど、在ロサンゼルス日本国
総領事館から総領事表彰を受け表彰式が11
月16日、総領事公邸で催された。兒玉和夫
総領事が日系社会での功績をたたえ表彰状を
授与。式典には息子ブライアンさんと、同氏
の交友の広さをうかがわせる各界の名士らが
臨席しともに受賞を祝った。

 池井氏は1947年、佐賀県生まれ。71年青山学院大学を卒業し、
ニューオータニ入社。仙台、シンガポール勤務を経て、現在で2度目の当
地赴任を11月30日に終え、来年初めに東京に帰任する。

 日系社会に積極参画した池井氏は、JBA会長、佐賀県人会副会長、ロ
サンゼルスねぶた祭り実行委員会会長、南加日系商工会議所副会頭など各
団体の要職を歴任。日系人と日本人、日系駐在員の3者の交流の促進に大
きく寄与した。

 総領事は池井氏の多くの功績の中の3点に着目し称賛した。①ホテルマ
ンかつ茶人としての「もてなしの心」が、日系社会の見えない所でも実践
されている。②本業(ホテルビジネス)と日系社会の双方で卓越したリー
ダーシップを発揮、多くの企画を実現させた。③周りを奮い立たせる人徳
と人柄—を列挙した。

 特に③では同氏はともに汗をかいて小東京の活性化に尽くしたとし、そ
の一例に今夏2世週日本祭のグランドパレードに参加した「ねぶた」を挙
げた。同氏なくしては、ねぶたの実現はあり得なかっただろうと話した。
総領事は「また戻ってきて下さい」と期待。「足跡を受け継いでコミュニ
ティー作りを」と呼び掛けながら、同氏の功績に謝意を表した。

 仙台勤務時代には地元密着のホテル作りに努めた池井氏。その手腕が高
く買われてのロサンゼルス赴任となった。謝辞で池井氏は、同ホテル建設
の経緯を紹介。日系社会発展のために土地を提供した地主などに配慮し、
多くの犠牲が払われたとした。「地元の方々と仲よくやってきた。それが
使命だった」と振り返った。

 右も左も分からなかった赴任当初は、小東京を1軒1軒あいさつして回
った。日系人から日系の歴史や文化を吸収、その地道な努力は実った。池
井氏の愛称「チェスター」は1回目の赴任時に日系人から付けられたもの
で「駐在で来たが日系社会の仲間入りができた。みなさんのサポートと叱
咤激励があったからこそ」と感謝した。

 池井氏は、日系3世の妻を残し東京に「逆単身(赴任)」するという。
「ほんの少し(2年間)日本に行って参ります。帰ってくれば今まで通り
『チェスター』と呼んで下さい」と、あいさつを締めくくった。

 ホテル・ニューオータニは所有権移譲に伴い、今月1日から「キョウト
・グランドホテル&ガーデンズ」と名称を変更する。新オーナーの下、運
営会社への経営引き継ぎの最中であることを池井氏は明言した。ホテル売
却を知らされた時は、「骨を埋める気持ちで来たのでショックだった。で
もビジネスと割り切り、気持ちを切り換えた」と心中を打ち明けた。新運
営会社との会合の度に「地元の方々とコミュニケーションをとって日系社
会の中のホテルの役割を考えてほしい」と懇願しているという。

 池井氏は今年末まで、ホテル・ニューオータニ・アメリカ社長として経
営の事務処理などにあたり、正月明けに帰国する。(潤、写真も)

 

広告広告
>>ぴーぷる一覧
 
購入しよう
購読
 
ホーム | お問い合わせ| 購読申込| 広告申込
COPYRIGHT © 2008 LOS ANGELES NEWS PUBLISHING CO. ALL RIGHTS RESERVED
本ウェブサイト内に掲載の記事・写真の無断転用は一切禁じます。
すべての著作権は羅府新報社または情報提供者にあります。