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シャバラム公園「観梅会」:美しい梅林復興へ
日系有志が呼びかけ
2007年3月3日

 ローランドハイツのシャバラム公園に1989年、日系企業の呼び掛け
で植樹された500本の梅の木のうち約100本が枯れたことを受け、日
系有志らがこのほど救済・保存活動に乗り出した。事態を重く見た剣舞会
「原武正館」館長の原由美さんが発起人となり呼び掛けたもので、日系諸
団体から有志らが共鳴。維持・管理と枯れた木々を蘇らせるために掛かる
費用捻出の募金活動を始めることになった。原さんらは美しい梅林復興へ
の活動開始を祝し2月18日、同園内で観梅会を催し6団体が武道と芸能
を披露した。



観梅会に参加したメンバーら。前列左から
5人目が原さん

 日系諸団体と連携し桜の名
所、バルボア公園で剣舞の模範
演技をしたことで有名な原さ
ん。観梅会には当時と同様に他
団体が参加したほか、台湾系の
3団体が民族芸能を披露するな
ど初の活動に花を添えた。当初
は花盛りだった11日の開催を
予定したが、雨天のため順延。
1週間延ばした影響で、梅の花
はまばらとなったものの、参加
者は熱演を見せ祝宴を盛り上げ
た。

 昼食後、代表の原さんがあいさつ。「みんなで植えた梅をみんなの手で
守らなければならない」と固い決意を表し、「ワシントンの桜のように立
派に育てよう」と呼び掛けると、参加者は大きな拍手で協力を約束した。

 パフォーマンスは先に台湾系の3団体「元極舞」(ヤンジーウ、台湾の
太極拳)「ラインダンス」「功夫扇」が息の合った演技を見せた。台湾系
の団体に属し、梅の木救済・保存活動を本紙で知り感銘を受けた新田順子
さんが参加を申し出てたことから、日系と台湾系のジョイントパフォーマ
ンスが実現した。同日は旧暦の元旦にあたり、各所で催しが行われ台湾系
参加者は次の会場へと急いでいた。

 最後は日系の登場。国総流詩吟会の世木錦光師範と原武正館の2剣士が
吟武を演じたのに続き、少林寺拳法ハリウッド支部(倉本利夫支部長)が
熱のこもった模範演技で参加者を魅了した。

 世木さんは、日系のみならずアジア系と手を組むことで梅の木を守る輪
を大きくすればよいと提唱。蓮の花で有名なエコ公園を例に挙げ、「『シ
ャバラム公園といえば梅』と呼ばれるくらいに名を広めたい」と意気込み
を語った。

 最初の活動にしては賑やかになったと喜ぶ原さんは「『梅を守る会』
(仮称)を正式に発足させたい」と語り、「組織化することで団結を強
め、梅で美しい公園を保ちたい」と抱負を述べた。

 同公園は、同じく梅で有名な茨城県水戸市の偕楽園と姉妹公園関係を結
んでいる。同県出身者で構成する「ひたちの会」(内藤和子幹事)も同公
園の支援を申し出ている。これまでは、大日本農会ロサンゼルス支会の副
会長、堀尾誠治氏が梅の管理を一手に引き受けてきたが、木の本数が多く
限界があり、世話ができるボランティアを募っている。

 詳細は原さんまで、電話310・268・8002。(潤、写真も)

 

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