県人会協議会:親睦演芸会
7人に育英奨学金授与
2007年11月3日
日本文化を学ぶ若い日系子弟を支援する育英奨学金募集のための親睦演
芸会が10月21日、小東京の日米劇場で開催された。
南加県人会協議会(沢岻安和会長)が主催するこの演芸会は今年で28
年目を迎える。同協議会に所属する41県人会のうち、今年は11県人会
が出演。中には1県から2つの演目で出場する積極的な県人会もあった
が、参加県人会が全体の約4分の1にとどまったのは、やや淋しい。
演目では、単なるカラオケ・ショーにおわったところもあったが、郷土
民謡、郷土の民舞、太鼓など郷土色を前面に出して演出に心掛けたとこ
ろ、創意工夫を凝らした寸劇やお国訛りのセリフで会場を笑わせたところ
など、県人会協議会の催しとしてふさわしい内容の演出も随所にみられた。
また、若い世代の3世、4世の出演者が多かったのも今年の特長の1つ
に挙げられる。彼らの、日本の伝統文化を継承していこうという姿勢は、
県人会協議会の奨学金制度の意義とあいまって、喜ばしい傾向。
若い人のセンスとエネルギーが協議会の活動に注がれてきている現象
は、常に裏方的な仕事に精を出して協議会の運営に献身してきたそれぞれ
の分野の担当役員らにとっても、大きな喜びにちがいない。
本年度の育英奨学金受賞者は次の通り。カッコ内は、受賞対象となった
専修部門および推薦県人会、年齢(順不同・敬称略)
小野英美(琉球舞踊、沖縄三線—沖縄、18歳)、並木春花(茶道—宮
城、18歳)、大塚裕介(日本語—熊本、18歳)、紙本健一(書道、剣
道—福島、19歳)、山本徹(日本古武道、心形刀流、居合道、少林寺拳
法—熊本、22歳)、摺木沙磯(日本語—三重、20歳)、亀谷みどり
(日本語—三重、18歳)
なお、長年にわたり役員として活動し、育英資金に協力してきた故弓削
勘次さんの功績に対し、感謝の記念品が贈呈された。
プログラムの第2式は、日本から迎えた特別招待歌手、木津かおりと福
本恵美の特別民謡・歌謡ショーがステージで華々しく繰り広げられ、観衆
を喜ばせた。(石原)
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