昨年に次ぎ2回目の開催となった同イベント。近年の日本酒人気を示し
40ドルの前売りチケットは早期に完売、超満員となった会場は熱気に包
まれた。人気のすしなどのブースに長蛇の列ができ、自家製豆腐や牛肉の
たたき、枝豆、和風サラダなどが振る舞われ、和食文化が根付いたロサン
ゼルスならではの光景が見られた。
日本酒普及に力を注ぐ共同貿易が今年も50種類以上の日本酒を提供し
た。「酒は飲んでもらわないと、うまさが分ってもらえない」と、金井紀
年社長は試飲会の開催意義を強調。同社の販売ターゲットと一致する白人
消費者の多くの参加を喜んだ。また、奉仕精神を持つ同社長は、自社のプ
ロモーションを兼ねた同イベントを経営者と慈善家の両方の立場から高く
評価した。
試飲・試食会と並行し、2万5千ドルが当たるラッフル抽選会や各種サ
イレントオークションが行われたほか、映画「スターウォーズ」のプロモ
ーションのためのエキシビションではダースベーダーなどのキャラクター
が会場を練り歩きイベントを盛り上げた。
開会前に開かれたVIPレセプションは支援者が参加し、「ふれあい
賞」受賞者の森本氏はワタナベ所長から記念の大きな杯を贈られ感慨深
げ。「これ(杯)で、いっぱい酒を飲みます」と得意のジョークで会場を
沸かせた。大きな拍手や賛辞による祝福に感激し、「今日、LAで店を出
したい気持ちになりました」と述べて参加者を喜ばせ、継続した協力を約
束した。
和食レストラン「MORIMOTO」のオーナーの森本氏は、2店があ
るニューヨーク・マンハッタンとフィラデルフィアを行き来し多忙を極め
ながらも、LTSCの活動を理解し過去3度、豆腐フェスティバルに参加
している。全米規模で知名度がある森本氏の集客力は抜群。「客を楽しま
せて帰らせる」という持論でエンターテインメント性を発揮し、実演後に
はサイン・記念撮影会を催し来場者を喜ばせている。
LTSCは、低所得者救済を目的に1979年創立した。多岐にわたる
活動は年齢、性別、人種など分け隔てはなく、すべての低所得者を対象に
平等にサービスを提供。小東京ではカーサ・ヘイワ、ファー・イーストカ
フェ、ミューラル、インターネットのワイアレス化などを実現させ、現在
は体育館の建設を進めている。
在ロサンゼルス日本国総領事館の兒玉和夫総領事はパーティーでのあい
さつで、LTSCが日系社会と他民族社会を結びつけた功績をたたえた。
ワタナベ所長は寛大な寄付に謝意を表し、継続した支援を呼び掛けた。
LTSCの詳細は、電話213・473・1608。
www.ltsc.org
(潤、写真も)
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