夜中でも何度も電話をしてくるので私のほうが寝不足になってしまう位
彼女は悩んでいます。自分のことはさておいてもHさんを助けてあげた
い。私も彼女と同じような体験をしたことがあります。ボーイフレンドに
苛められた経験があるのでHさんを放っておけない。私がこの問題で悩ん
でいる時に私を助けてくれたのはやっぱり私の友だちでした。この友だち
にカウンセリングを薦められ、わらをもつかむ思いで通い始めて私は救わ
れたのです。だからこそHさんを何としてでも助けたいのですが…。
(C・C、カーソン在住)
[A]Hさんが今の環境から抜け出られない決定的なことが2つあり。1
つは彼女は現在家庭内暴力の対象になっているということで、あとは彼女
自身が被害者メンタリティな態度を持ち続けていること。ご本人はおそら
くこのことに気付いていないはず。あなたは今までHさんを精一杯助けて
きたのですが、この2つの事項を彼女に伝えることをHさんへの最後のヘ
ルプとする。お金まで出してあげるそんなあなたの態度が実はHさんには
逆効果に! 時によっては、「その人を助けないことがかえって助け」に
なります。
家庭内暴力の対象になっている人は、本人が心底その気にならなければ
その関係から抜け出られないのがほとんどのケース。この理由は、実は家
庭内暴力者はその加害者と中毒的な関係になっているから。相手から何度
も殴られても、「恐い。嫌だ!」といいながら人に悩みを打ち明ける割に
はこの環境を飛び出そうとしない(飛び出せない)というのが現状。です
から家庭内暴力者を助けるのは素人の力では困難。
被害者メンタリティの持ち主は実はとても利己主義。Hさんはあなたに
悩みを語りますが、あなたに話をして一時でも気持ちが晴れたらサヨナ
ラ。そして苦しくなったらまたあなたに電話を。Hさん自身はそんなつも
りでなくとも、彼女はあなたをゴミ箱にしています。あなたが彼女のゴミ
箱役を引き受けている以上、Hさんはプロの助けを借りる気にはならない
でしょう。あなたがこの役をやめたらHさんは苦しくて、専門家の援助を
自分から受けたいという気持ちになるかも。
この機会にあなたはむしろ、自分自身を見つめることに専念! Hさん
はもち論問題を抱えていますが、実はあなたも真剣な問題を抱えていま
す。自分をすり減らしてまで人助けをする(自分への精神虐待)その態度
はどこからきている
送り先
羅府新報社
「たつ子の相談室」係宛
138 Onizuka St.
Los Angeles, CA 90012
またはEメールで—(タイトル部分に「たつ子の相談室」と明記のこと)
rafuj@earthlink.net
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同相談室は診療を目的としておらず、内容は教育的なものです。アドバイスの結果について、当方は責
任を負うものではありません。問題によってはそれぞれの専門家に相談することをお勧めします。
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