日米文化会館は、新年を祝う正月の恒例イベント「事始め」を来年1月5日(日)午後1時から日米劇場で開催すると同時に第16回色紙展が開幕し、2月2日まで行う。また、子供を対象としたお正月ワークショップを今月27日(金)午前10時から午後3時まで行う。
毎年1月の小東京は、さまざまなイベントが催され、南カリフォルニアにおける正月を祝い中心となる。来年午年の事始めのテーマは「初鏡」とし、創造力豊かなプログラムで新年を活気づける。
事始めは、同館のアーティスティックディレクターの小阪博一さんが手がけ、芸術的で見るものを魅了するさまざまなパフォーマンスや生演奏、そして好評のセットデザインで新年を迎える。プログラムの締めくくりは、ロサンゼルス弓道会グループ「一弓」による初矢の清めの儀式が行われる。事始めのチケットは、一般20ドル、会員18ドル。
人気の色紙展は毎年、コミュニティーから作品を募集し、幅広い作品の数々はロサンゼルスコミュニティーを体現するオリジナリティー溢れる力作が多い。祝い事や記念日などに贈られる色紙は、12世紀から絵や詩を書くのに多く使われていた。展示は色紙を使用することが条件で、出展料は10ドル。
ワークショップは、7歳から12歳が対象。和太鼓や書道、餅つきが行われ、子どもたちが、正月に関する伝統やシンボルを学び、迎春準備を整える。地元のアーティストやコミュニティーメンバーが、もの創りのデモンストレーションを行う。参加費は一般30ドル、会員25ドル。事前の登録が必要で限定30人。
イベントの問い合わせは、電話213・628・2725。
www.jaccc.org