戦後の60年代から80年代にかけて日系画家として多くの作品を残したセイチ・キヨハラとシゲル・カサマの回顧展が日系アーティストのグループ「LELA(Lantern of the East-Los Angeles)」により小東京ギャレリア・ショッピングモール内のギャラリーで開催されている。
キヨハラは1921年にサンフランシスコで生まれ、11歳で熊本県に移り住む。その後、東京の多摩美術大学に学び、55年に帰米。ヒューズ・エアクラフト社で設計イラストなどを担当しながら創作活動に当たる。2007年に死去した。
カサマは1920年、カリフォルニア州ハンティントンパークで生まれ、5歳で両親に連れられて日本へ。日本大学を卒業後、戦後に帰米し、ロサンゼルスのオーティス美術学校などで学ぶ。その間、新日米新聞、羅府新報で仕事をしながら創作活動に励む。95年、交通事故により死去した。
回顧展の詳細は、電話310・433・2347。
www.LELAInternational.com
(敬称略)