多彩な内容が楽しめるイベントは、日本庭園を散策したり、ギャラリーに展示する日本の文化を鑑賞したり、心和む一時を感じることができる。夕方からはライブミュージックを楽しむカフェやハッピーアワーもオープンする。文化会館は「人々が集う笑顔の空間を目指し、小東京と日系コミュニティーが持つ多くの宝を発展させるために、日米文化会館、日米劇場、日本庭園、ノグチプラザにわたり新しい息吹を吹き込み『花』を咲かせていきたいと考えている」とし、来場を呼び掛けている。
日本語の問い合わせは伊東さん、電話310・413・8011。
詳細は日米文化会館まで、電話213・628・2725。
www.labloom.org
各イベントの日時、場所と内容は次の通り。
エンターテインメント
▽27日(金)午後6時半から8時、日本庭園
日本庭園を愛でながら、テツヤ・ナカムラのハーモニカの演奏にのせ、小阪博一による弓道のパフォーマンスを盛り込んだVIPレセプション。会費は 125ドルで、同イベント後に開かれる「 Mare Nubium」 のVIP席が含まれている。
「 Mare Nubium」 は、ゲティーセンターのショー「Kalpa」の舞踏ダンサーOguriを主演に小阪博一演出による神秘的なパフォーマンス。舞踏家が500以上の糸を使って虹を作り上げる。また、クリエーターのカルビン・アベによる500万個以上の石を使ってノグチプラザに創作する最大の禅庭園も見もの。入場料30ドル。
▽28日(土)午後1時、ノグチプラザ
トム・クライが率いるタイコセンターオブ・ロサンゼルスとゲスト・アーティストによる太鼓、津軽三味線ほか、打楽器の演奏。ビジュアルを重視しつつ、伝統的なリズムにコンテンポラリーとワールド・リズムが加わった独特な演奏。入場無料。
▽5月3日(木)午後8時、日米劇場
ジャズナイト。ボーカルのミア・ドイ・トッドによるライブパフォーマンス。10時にはジャズピアニスト、モトコ・ホンダとアンサンブルが、クラシックとコンテンポラリーが交わった心地良くカラフルなサウンドを聞かせる。入場料25ドル。
▽5月4日(金)午後8時、日米劇場
キンナラ舞楽と雅楽、太鼓、アーパナ・インド式ダンス。宮廷音楽の雅楽が鳴り響く中、見事な伝統舞踊の舞楽が舞う。入場料25ドル。
LAを拠点に活動するパシフィコ・ダンス・カンパニーが、メキシコの伝統的なフォークダンスを元にモダンダンスも取り入れた壮大なパフォーマンスを見せる。入場料25ドル。
展覧会とワークショップ
▽27日(金)から5月6日(日)平日は午後10時から午後5時、週末は午前11時から午後4時、日本庭園
日本庭園が現代的なコンテンポラリー庭園に生まれ変わる。草月流の北島蓉幸の生け花とアカデミー賞受賞者ユバル・ロンの音楽とコラボレートする。入場無料。
▽27日(金)から5月6日(日)平日は正午から午後5時、週末は午前11時から午後4時、ドイザキギャラリー
草月流生け花展覧会。福井栄夏によるコンテンポラリー・スタイルの生け花を展示。入場無料
▽29日(日)午後1時から3時。ガーデンルーム
和紙と洋紙、両方の紙の作り、アートに関して紹介する。会費10ドル。
集いの空間
▽5月1日(火)午後7時15分、ノグチプラザ
フリーアートイベントの「チューズデイ・ナイト・カフェ」。ロサンゼルスのエキセントリックなパフォーマーと小東京のコミュニティーアーティストが勢揃いする。思い思いのアート(音楽、詩、映画、パフォーマンス)を見せる。入場無料。
▽5月2日(水)午後6時、ガーデンルーム
ハッピーアワー。ドリンク片手に料理と音楽を楽しむ。入場無料。
▽5月5日(土)正午から午後4時、ノグチプラザ
ファミリーデー。小さな子供から大人まで家族揃って楽しめるアクティビティとパフォーマンス、ワークショップが盛りだくさん。会費無料。ワークショップは3ドル。