スピーチで亡き母との思い出を語る川田末子さん
「品格は家庭から生まれ、その家庭の中心を担っているのが母親。母と子の間柄は特別で、母親は子に対して絶大な影響力を持つ。母が優しく穏やかでいるとのびのびとした子が育ち、子も母への感謝の気持ちを忘れないことが大切。母への思いが人格を形成する」と説いた。
最後に「自分の生命そのものを幸せだと思える人しか幸せにはなれない」と語り、自分の原点である母親に感謝し、母とのつながりを強くすることで品格は備わると力説した。
講演会の前には参加者の中から2人が母への思いをスピーチ。参加者にとって「母と品格」についてあらためて考える機会になったようだ。
同会は年間を通して倫理セミナーや、異業種の人が集まり経営について学ぶビジネスネットワーク、文化講演会などを開催している。 【吉田純子、写真も】