オレンジ郡でインフルエンザに感染し、48歳の女性が死亡したことが分かった。同郡で、65歳以下のインフルエンザによる死亡が確認されたのは今季初めて。カリフォルニア州では2人目となった。
同郡健康保険局によると、死亡した女性には持病があり、インフルエンザA型ウイルスに感染していたという。
同郡では、インフルエンザに感染し、これまでに病院に搬送された65歳以下の人は8人いるという。
カリフォルニア州公衆衛生局によると、先日報じられた加州で今季初めての65歳以下のインフルエンザによる死亡者は、ベンチュラ郡在住者だったことも分かった。
アメリカ疾病予防管理センターによると、毎年1月から2月に流行のピークを迎え、米国ではインフルエンザによる死者は3千人から4万9千人いるという。同郡では過去5年間で、インフルエンザによる死亡者は96人。
同センターによると、インフルエンザの予防には、ワクチン接種と手洗いがもっとも有効であるとしている。