日系の大会は毎年、各所で年3回開かれているが、より多くの機会を与え、子どもたちのレベルアップにつなげようと今回、アーケディアのチーム「LAホークス」の父母らが他に呼び掛け、企画し実現した。また、「子どもたちにもっと多くプレーをさせてあげたい」という親心から、1試合で敗退となり得るトーナメント方式を避け、総当たり戦を採用した。
大会は、あいにくの曇り空で肌寒い1日となったが、子どもたちは元気いっぱい。ボールを追いかけてピッチを縦横無尽に駆け巡り、熱戦を繰り広げた。試合開始前には「お願いします」、終了後は「ありがとうございました」などと、日本語であいさつするなど、技術のみならず、相手を敬い、応援団に感謝を伝え、礼儀正しい日系リーグならではの光景が見られた。
今大会は初の開催だったが成功を収めたことから、他の地域の子どもたちとサッカーを通して交流を図りたいと、主催者は希望し大会の継続に意欲を示している。
▽各部門の優勝チームは次の通り。
U7―ドラゴンボール、U9―ドラゴンボール、U12―スーパーコメッツ、U15― ドラゴンボール