2019年1月29日、なんとわが羅府新報が発刊から数えて33333号を達成!!
 だから何なのといわれても別に大した意味はないのだが、山あり谷あり、最近は谷ばかりなのだがまだ頑張っている。
 3年ほど前に経営危機にあると紙面に告知するも、読者諸氏や周りの人々の助けがあり今年もここまでやって来た。そんななかの33333号である。
 1903年、明治時代に創業と考えを巡らせると、なんとなく大昔に刊行がなされたんだななどと感じていた。ずいぶんと前に亡くなった祖母が1900年生まれだったから、自分の曾祖父母の時代に創業されたのだという思いがあり、感覚的にはやはり大昔である。
 現在、ギネスが男女を通じた「存命中の最高齢」に116歳で福岡在住の田中カ子(かね)さんを公式認定している。1903年生まれ。
 という記事を読んでいて「ムム?」と思った。羅府新報と同じ生まれ年ではないか。
 羅府新報が創刊された頃生まれた人がまだ生きている(!)となると、わが社の歴史ってそんなに大昔ではなく現代の話ではないかと、まことに身近に感じてしまった。
 明治36年から大正、昭和、平成、令和と5つの時代を過ごしてきたのだから、単純に「すごい」と思う。自分があとどのくらい生きるかは分からないが、今からなにかの趣味とか習い事を始めるべきなのだろう(と、カミさんと娘にいわれている)。
 さて、発行号に話を戻す。次は多分40000号発刊が目標か。その次の「ぞろ目」は44444号、まだまだ先は長い。それよりポーカーでいうところの「ストレート」34567号を待つほうがいいかな。
 おおまかな計算だと週に4回発行、年間52週で休刊日などがあるから、年間ざっと200号ほど発行している。34567号まであと1153号だから、5年9カ月あまりで達成。ちなみに40000号だと、あと33年かかる。それに比べたら6年弱は何となく可能なような気がしてきた。【徳永憲治】

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