全ての生徒に新型コロナウイルスワクチン接種を義務付ける法案を提出したリチャード・パン氏上院議員(AP)

 カリフォルニア州上院議員のリチャード・パン氏(民主党サクラメント選出)は24日、ロサンゼルス統一学区とサンディエゴ統一学区の代表者らとともに、州内の幼稚園から高校に通うために必要な予防接種リストに、新型コロナウイルスワクチンを追加する法案を発表した。米メディアが報じた。
 新型コロナウイルスワクチン接種については昨年10月にニューサム知事が全ての公立・私立学校の生徒への接種義務化を発表しており、FDA(米国食品医薬品局)による12歳以上の子どもを対象としたワクチン接種の正式承認を待って実施されることになっている。この新法では対象は7〜12年生に限定されている上、親は個人の信念を理由に子どもの接種を拒否することができることになっている。
 小児科医でもあるパン氏が提出した法案は、対象をキンダー〜6年生に拡大するもので、成立には州議会の評決を経て知事の署名を得る必要があり、可決されれば2023年1月1日から施行される。
 20日にはスコット・ウィーナー州上院議員(民主党サンフランシスコ選出)が、親の同意なしに12歳以上の子どもが新型コロナウイルスワクチンを含む予防接種を選択できるようにする法案「SB866」を提出している。
 両法案とも、義務化に反対する団体や子どもの医療的判断は親に一任するべきだと主張する団体から強い反発を受けることが予想される。生徒の予防接種に関する法律を変更しようとする立法措置は、これまでにも激しい審議や長引く抗議行動、逮捕につながったことがある。

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