ロシアのウクライナ侵攻で欧米諸国が足並みそろえてロシアの原油の輸入を制限している。
 結果、6月8日水曜日の時点でガソリンの小売価格がガロン当り米国平均で4・95ドル。一番高い州がカリフォルニアで、6・39ドル。なんとロサンゼルスの一部では8ドルのスタンドも見かけるとか。
 現在、在宅を続けているが、パンデミックが終わり通常勤務に戻ったとしても、通勤自体が苦しくなるだろう。これ以前はガソリン代が月平均200ドル前後。今の状態が続けば月500ドルに軽く達しそうだ。
 AAAのスマホアプリで現在地に近いガスステーションの情報を見ることができる。家に近いところで7日現在安いステーションが5・899ドル。
 各ガソリン会社が高収益を上げているという話を何かで読んだような気がするが、経済に疎い自分は会社の収益などの調べ方も分からないので、そんなこともあるだろうなと一人で納得しておく。たしか前回のガソリン代高騰の時もガソリン会社がもうかったようだったし。
 親しくなったガソリンステーションの人にこっそりと聞いてみたら「自分たちの仕入れ値が上がりすぎて、でもガソリン代をそんなに上げるわけにはいかないので利益率はがた落ち」だとか。
 これはガソリン車をやめて電気自動車に乗り換えさせようとする政府の陰謀だ、などというバカなことは言わないが、そろそろ電気自動車のことを考える時期に来たのかな。
 電気といえば、ロサンゼルスでの新築住宅や商業施設などでガスを使用する機器(ガス台など)の使用が禁止されるとか。そうなると火力の調整が利きにくい電気調理器具を使わなければいけないわけだ。ただでさえ高い電気代がさらに高くなる。どちらにせよ貧乏な一般市民が泣きを見そうだ。果たしてこのような動議を提出するような人は調理をしたことがあるのだろうか。ちょっと疑問である。
 まだガス台が使える間、まずは先日手に入れたシシャモで南蛮漬けでも作っておこう。(徳永憲治)

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