カリフォルニア大学(UC)バークレー校は17日、USニューズ社が行う「全米法科大学院ランキング」から辞退すると発表した。スタンフォード大学も翌日、同様の声明を出した。ハーバード、イエール、コロンビア、ジョージタウン大学に続くこの2校の決定は、影響力を持つランキングに新たな打撃となる。米メディアが報じた。

全米法科大学院ランキングからの辞退を表明したUCバークレー=2022年11月16日(AP)

 同ランキングは国内で法律を学ぼうとする学生に最良かつ正確な情報を提供することを使命とするが、UCバークレーのアーウィン・チェメリンスキー法学部長は「ランキングにわれわれの価値観や公共的使命と大きく矛盾する側面がある」と述べ、例えば学生1人当たりの学費は「最も悪質な指標の一つ」と評し、支出の多さと教育の質の高さが相関するという証拠がないにもかかわらず、費用のかかる法科大学院ほど評価が上がるという構図があると指摘した。この指標は授業料が安い学校には不利に働くという。カリフォルニア州内にあるUCロサンゼルス、UCアーバイン 、UCデービス、UCヘイスティングなど他の法科大学院も、この問題について議論しているという。
 著名な大学が次々と辞退する中、USニューズの関係者は各校がデータの提出に同意するかどうかにかかわらず、200校近い正式認可を受けた法科大学院のランキングは継続する意思を見せている。

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