2025年5月7日からリアルIDは、18歳以上の旅行者は米国内旅行の空港セキュリティーチェックポイントを通過する際などに提示する必要がある

 米国国土安全保障省は5日、「リアルID」への切り替え期限を2023年年5月3日から2年後の25年5月7日に延期すると発表した。同省はこれまでにも複数回、切り替え日を延期している。
 リアルIDは、連邦統一基準の身分証で、当初は20年10日から切り替えの予定だったが、コロナ禍で23年5月に延期されていた。米国国土安全保障省の声明によると、24カ月の切り替え期間延長は長引くコロナ禍の影響に対処するためだという。パンデミックのために、多くの州が従来の運転免許証や身分証明書の有効期限を延長したり、手続きを予約制に移行したりしており、身分証の切り替えが進んでいない。
 同省のアレハンドロ・N・マヨルカス長官は5日の声明で「この延長により、各州は住民がリアルIDに準拠した免許証や身分証明書を取得できるようにするための必要な時間を得られる」と述べている。また「関連手続きをより効率的に利用しやすくするための改革を、延長期間中に実施する」と述べた。

リアルIDの切り替え期限は、2025年5月7日に延期された

 05年に米国議会を通過したリアルID法に基づき、現在米国50州やコロンビア特別区などでリアルID準拠の運転免許証とIDカードが発行されている。25年5月7日からは、18歳以上の旅行者は米国内旅行の空港セキュリティーチェックポイントを通過する際、また連邦施設などへの入館の際にも、リアルID準拠の運転免許証または身分証明書、あるいは運輸保安局が認める他の身分証明書が必要になり、従来の運転免許証やIDは通用しなくなる。リアルIDに準拠した運転免許証にはカードの上部に星印が付けられている。

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