先日ガーシーこと東谷義和氏が参議院議員の地位を剥奪された。
はっきり言って彼が何者で、何で有名なのか知らないから批判のしようもないが、暴露系ユーチューバーとして有名らしく、その勢いで参議院選挙でNHK党から出馬、当選したらしい。フォロワーからは「先生」呼びもされているらしい。
経歴や出自がどうであれ、当選したのはすごい。ちょっとググってみたら、先の暴露などを理由に名誉棄損などで訴えている有名人が結構な数いるようで、現在滞在しているアラブ首長国連邦から出たくないのだそうだ。
その他にも暴力や詐欺などの疑惑や容疑も多く、下手に帰国すると逮捕される可能性があるとかないとか。今まで仲良くしていた有名人が離れて行ったことで、彼らの関する暴露を一気に吐き出しているそうな。
ま、そういった事は彼のプライべートな話だから、あまり関心はないので「そんな人がいたんだ」くらいの感じ。
ではなんで疑問を持ったかというと、議員に当選してから一度も国会に出席しておらず、日本にも住んでいないという。ユーチューバーがもともとのお仕事だったわけだから、どこに住んでいてもコンピューター1台で個人的な仕事はできる。議員職をまじめにやらなくても収入があるわけだ。
昨年7月の当選から議員としての仕事をせずにお給料はしっかりもらっているそうだ。今までの議員収入が約2千万円、先月オープンしたオンラインサロンでは予想収入が月1億円だとか。
う~ん、うらやましい。
冗談はともかく、国会議員になれるほどのカリスマを持ち、無一文(フォロワーいわく)でドバイへわたり、専門のサーバーを立ち上げ個人のアカウントをそろえたり、名前だけでオンラインサロンを経営できる才覚はあるわけだ。
この才能を国策に使用すれば、何らかの役には立つのではないか。
しっかり稼いだら、お仕事をせずにもらった2千万は返してほしい。僕は米国籍だから関係ないけど、日本で税金を払っている人は腹立つだろうな。(徳永憲治)