カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校の公共政策大学院がこのほど発表したロサンゼルス市長選の支持率調査結果によると、エリック・ガーセッティー市議とウェンディー・グレウエル財務責任者の候補者が、決選投票まで2週間を切った現在も、ほぼ互角の大接戦を繰り広げていることが分かった。
 調査によると、グレウエル候補支持は46%、ガーセッティー候補支持は45%で、9%が未決定だった。一方で、約3週間前に発表された南カリフォルニア大学の公共政策大学院とタイムズ紙が共同で行った世論調査では、ガーセッティー候補がグレウエル候補を10ポイント上回っており、接戦状態が続いている。
 専門家によると、投票率はあまり期待できないため、結果はさらに予測できない状態だという。
 カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校の調査結果によると、女性の53%がグレウエル候補を支持しており、ガーセッティー候補は38%だった。一方、男性の51%がガーセッティー候補を支持しているものの、グレウエル候補を支持する男性は40%おり、女性に比べ、2候補の差にさほど開きはない。
 人種別では、白人の53%とアフリカ系の63%がグレウエル候補を支持する一方、ラテン系の48%とアジア系の69%がそれぞれガーセッティー候補を支持している。
 調査は、4月29日から5月7日までの間に、計671人に行われた。

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