カリフォルニア大学(UC)マーセド校で4日、学生など4人を刃物で刺し、その後大学警察に射殺された犯人の身元が判明した。大学当局の発表によると犯人は同大学のコンピューター・サイエンス学部に所属する1年生で、同州サンタクラリタ郡出身のファイザル・ムハマド(18)容疑者であったことが明らかになった。

 今回の事件では連邦捜索局(FBI)も協力し、捜査が行われている。事件は4日朝、同校キャンパス内で発生。同容疑者は学生2人と、職員1人、校舎の改装工事をしていた作業員1人を刺し、その後、大学警察によって射殺された。
 同容疑者と大学寮で部屋を共有し、米メディアのインタビューに応じたルームメイトのアンドリュー・ベラスケスさんによると、同容疑者は「口数が少なく、キャンパス内で誰かと歩いているのを見たことがない」と話している。
 被害者の4人はいずれも快方に向かっているという。
 事件直後、大学は閉鎖されたが、翌5日午後には閉鎖が解除され、6日から授業は再開された。
 同容疑者の犯行動機は依然分かっておらず、現在も捜査が進められている。

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