ロメインレタスが原因とみられる腸管出血性大腸菌O157感染が全米で拡大する中、2日、カリフォルニア州で初めて死者が報告された。【吉田純子】

 疾病対策センター(CDC)によると、3月からこれまでに全米25州で121人のO157感染者が確認されている。うち52人が入院。もっとも感染者数が多いのがカリフォルニア州で、4日までに24人確認されている。
 CDCによると感染源は、アリゾナ州ユマ周辺の生産地で収穫されたロメインレタスであるとしているが、生産者が特定できていないため、CDCは消費者に対し、アリゾナ州ユマ産でないことを確認できない限り、スーパーマーケットなどでロメインレタスを購入しないよう引き続き呼び掛けている。

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