

武藤夫人が祝辞を贈った。総領事の赴任に伴い1988年から4年間、旧ソ連・モスクワに暮らした当時、花屋には赤いカーネーションしかなかったという。「大使公邸の花の飾りをどうすればいいのかいつも頭を悩ませていた」という。あるいけばな教室ではロシア人が赤いカーネーションと鳥の骨を飾っていて「初めて見た作品でかなりショックだった」と振り返った。武藤夫人は草月流でいけばなにいそしんでおり、素材の豊富な南加のいけばなについて「ゴーギャンの絵のような原色に近いいろいろな花が多く、今勉強していてとても楽しく時間を過ごしている」と、創作意欲を示した。公邸を彩る作品が楽しみだ。

三宅顧問の張りのある発声で乾杯。食後は恒例の花や植物、野菜に関するクイズで一喜一憂し親睦を深めた。草月流教授でナーサリーを営む北島蓉幸さんの植木についての講話で知識を深めた。【永田潤、写真も】


