オーボエ奏者の小澤奈緒美をはじめ、日系の女性クラシック音楽家6人で構成する演奏グループ「チューリップ・イン・ハーモニー」が、能登半島地震の被災地救済チャリティーコンサートを4月13日、14日と6月2日の3回、3カ所で催す。

ピアノとバイオリンの演奏

 13日(土)は午後4時からアーバインのヤマハ音楽教室(4620 Barranca Pkwy.)で、14日(日)は午後4時からトーレンスのサルベーション・アーミー・トーレンス・コープス(4223 Emerald St.)でそれぞれ開催する。両日ともニューヨークから招いたバリトン歌手、ピアノ奏者と、ヤマハ音楽教室の生徒と講師が出演する。ヤマハが主催する世界大会のジュニア部門で優勝し、日本のテレビ番組で紹介されたサウスベイ在住の生徒も共演する。
 さらに、13日はオレンジ郡を拠点に活動する日系混声合唱団「オレンジ・カウンティー・フレンドシップ・クワイアー(OCFC)」が東日本大震災の応援歌として歌われた「花は咲く」を合唱する。
 また、14日は日本民謡「松豊会」会員の唄や三味線とギターなどがコラボする和洋フュージョンバンド「民謡ステーション」、そしてエルマリノ小学校の日英両語イマージョン・プログラムで学習し天使の歌声と称される「エルマリノ日本語コーラス」の生徒が出演する。恒例の「花は咲く」は、オーケストラ伴奏により参加者全員で合唱する他、「よさこいソーラン節」のダンスも披露される予定で、見どころは満載。また、2年前のウクライナ支援の恩返しのためにウクライナ伝統音楽のアンサンブル「Ukranian Mossaic Orchestra」から6人が賛助出演する。

和洋フュージョンバンド「民謡ステーション」

 6月2日(日)は午後3時からトーレンスのウェスト高校(20401 Victor St.)で催す。音響機器を駆使したローカルバンドの音楽を中心に、子どもたちによるダンスやクラシックバレエなどのパフォーマンスが見もの。
 3回のコンサートの収益は全額、南加県人会協議会を通じて石川県庁に送られ、被災地の復興支援に役立てられる。主催者はイベントついて、「いまだ寒さと支援物資の不足のために苦しむ地震被災者に送る義援金集めのチャリティーコンサートであり、音楽を通して母国日本に貢献したい」と意義を強調し、参加を呼びかけている。また、運営のためのボランティアやスポンサー企業の支援、チケットの事前販売やラッフル景品の提供などの協力を求めている。

「よさこいソーラン節」のダンスを披露するグループ

 コンサート参加は、チケットが必要。13日が25ドル、14日と6月2日は25ドルと40ドル。
 詳細は、ウェブサイト—
 www.tulipsinharmony.org
 メール—
 tulipsinharmony@gmail.com 
 チューリップ・イン・ハーモニーは日々音楽に親しみ、学び、演奏するプロとアマを交えた仲間の集団。地域音楽教育の活性化と音楽文化の継承をモットーとし、音楽家のスキルと経験を生かしたパフォーマンスを通して地域の人々と文化交流を図り、チャリティーコンサートで社会貢献を果たしている。2011年から震災支援活動を行なっており、11年の東日本大震災で遠く離れた祖国を救おうと企画したチャリティーコンサート「Send Love to Japan」、その後は熊本地震の支援、さらに活動形態変えながら22年にイベント名を「Send Your Love」と改称し、震災メモリアルとしてチャリティーコンサートを継続している。22年ウクライナ侵攻、23年チリ地震、そして今年は能登半島地震のための支援コンサートとなった。

子どもたちによるクラシックバレエのパフォーマンス

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