【楠瀬明子】 白い濁り酒を口にしたのは、今月初旬。シアトル郊外のわが家での夕食会だった。
少しピリリと舌が感じ、それからゆっくりと味わいが広がった。まだ瓶にのり付けされてないラベルには「SHIRAFUJI」とある。福島県双葉町の地酒「白冨士」が、この後、いよいよシアトルの清酒SHIRAFUJIに生まれ変わるのだ。サケ料理やダンジネスガニとも相性が良く、私も杯を重ねた。
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