全米日系人博物館(JANM)理事会はこのほど、新館長にG・W・キムラ氏=写真=を任命したことを発表した。昨年8月にアケミ・キクムラ・ヤノ館長が退職して以来、全米規模で後任者探しに取り組んでいた。
 日系4世のキムラ氏は、ハーバード大学で神学修士号、ケンブリッジ大学で宗教哲学の博士号を取得し、アラスカパシフィック大学の倫理人文学科の学部長を務めた。06年からは、アラスカ州のヒューマニティ・フォーラムの議長を務め、その間多大なる功績を残し、全米で3番目の規模にまで成長させた。
 JANMの会員でもある同氏は、同館を何度も訪れたことがあるといい、「JANMは、文化や多様性、アメリカ人とは—など、伝えるべき大切なストーリーがたくさんある」と、館長としての今後の仕事に意欲を述べた。

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