太鼓の力強い音頭ではじまり、琴や三味線、民謡、日本舞踊、華道、武道、着物ショー、書き初めの実演など、ロサンゼルス近郊で活動する伝統文化・芸能の各社中が自慢の歌声や踊り、実技などを披露し、正月にふさわしく華やかな舞台が繰り広げられた。
焼きそばや今川焼、甘酒、おしるこなど食べ物のブースも設置され、参加者はおいしい日本食に舌鼓を打った。
二世週日本祭の女王とコートたちによる餅まきでは、舞い上がる紅白の餅を必死に取ろうと楽しそうに飛び跳ねる子どもたちの姿があった。
餅つきにも多くの人が積極的に参加し、一生懸命に杵を打ち、餅をおいしくするために一役買った。
文化紹介のブースでは、ミニ凧作りや折り紙などの実演のほか、コマの展示も行われ、初めて訪れた人でも日本の正月気分を存分に満喫できる趣向が凝らされた。
高野山別院には、大勢の初詣客が訪れ、おみくじを引いたり、お守り、お札を買い求めるなど参拝者で賑わった。【写真=マイケル・ヒラノ・カルロス】