ニューヨーク・ブルックリンのアパートで29日、麻薬捜査のため訪れたニューヨーク市警察(NYPD)の警官の銃が暴発。弾が床を突き破り、階下で寝ていた日本人女性旅行者(25)の左腕に当たった。女性は軽傷で、すぐに近くの病院で手当を受けた。
 事件は同日午前6時過ぎに発生。私服警官が強制捜査のため同アパート3階に住む容疑者の男(28)の部屋に入ったところもみ合いとなり、銃が暴発したという。  
 在ニューヨーク日本国総領事館はプライバシーを理由に被害者の名前を明らかにしていないが、地元テレビ局の報道によると、女性の名前はタチモト・キョウコさんで、他の日本人女性旅行者と一緒に、友人が住むこのアパートに数日前から滞在していたという。
 警察は天井の破片が腕に当たった可能性も指摘している。当局は容疑者の部屋から麻薬を押収。容疑者と、一緒にいた女(29)の2人を逮捕した。 

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