展示は昨年に次ぎ2度目。生け花で犠牲者を弔う形で、震災発生1年の3月11日に始まった。同館芸術部ディレクターの小阪博一さんが発案し、プライスさんが、テーマにふさわしい陶器を提供した。
いつもは自分で器を選ぶが、今回は小阪さんの「この器に」との指示通りに生けたことから、幾度も花を変えたりし時間を長く要した人も多かったという。小阪さんは、「陶器自体すばらしい作品ばかりだが、花を生けると、いっそう見栄えする。各先生がイマジネーションを働かせて素材を揃え、実力を発揮してくれ、いいコラボレーションになった」と高く評価している。
華道展は、4月1日まで。入場無料。ギャラリーの開館時間は火から金曜日が正午から午後5時まで。土、日曜日が午前11時から午後4時まで。
問い合わせは、電話213・628・2725。
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【永田潤、写真も】