全米各州の健康に関する調査結果を郡ごとにまとめたカウンティー・ヘルス・ランキングによると、ロサンゼルス郡はカリフォルニア州全58郡のうち、28番目に健康な郡であることが分かった。
 調査結果によると、同郡では成人の22%が肥満で、19%が運動不足、16%がアルコール類の飲み過ぎ、22%が不健康もしくはまずまずの健康状態であるという。
 保険未加入の住民や凶悪犯罪、クラミジア感染者の数は、州の平均より20%も高かった。
 住民がどれだけ健康な生活を送っているか、どれだけ長生きしているかの調査は、各郡にあるファストフード・レストランの店舗数と、運動不足の度合いで測った。
 同郡公共衛生局でディレクターを務めるジョナサン・フィールディング医師は「LA郡は大きく、多様な人種に伴うさまざまな健康上の問題も発生している」と述べ、郡全体の健康面の向上を目指していきたいとしている。
 4人に1人(22%)の健康状態がよくないという結果に対しては「改善に向け、これから取り組むべき課題である」と言及した。
 加州でもっとも健康的な郡に選ばれたのは、サンフランシスコ北部のマリン郡。一方、最下位は同州北西部に位置するトリニティー郡だった。
調査はウィスコンシン大学人口保健協会とロバート・ウッド・ジョンソン基金によって実施され、喫煙、飲酒、10代の出産率、診療回数などの健康面と社会、経済状況をもとに行われた。

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