寄付贈呈式で(左から3人目から順に)田中・三菱東京UFJ銀行LA支店長、ユニオンバンクのタナカ・シニア・バイスプレジデント、ナカガワ実行委員長
 ユニオンバンクと三菱東京UFJ銀行は18日、二世週祭の活動資金を援助することを目的に、同祭財団に各社1万ドルずつ、計2万ドルの寄付を行い、ユニオンバンク小東京支店で贈呈式が行われた。
 代表として田中正裕・三菱東京UFJ銀行ロサンゼルス支店長とユニオンバンク日系マーケット責任者のジョージ・タナカ・シニア・バイスプレジデントが出席。マーク・ナカガワ二世週祭実行委員長にチェックを手渡した。
 田中LA支店長は、毎年寄付を行う理由に、同行の前身である横浜正金銀行が、1913年にロサンゼルスに支店を設立した際、当地の日系人から多大なるサポートがあった背景に触れ、長年にわたる寄付は「その恩返しの気持ちを込めている」と語る。
 昨年5月に着任し、今年が2回目だという二世週祭では「ギョウザ大食い大会や、日本の夏の風物詩である七夕祭りが楽しみ」だという。
 ユニオンバンクのジョージ・タナカ・シニア・バイスプレジデントは「日本の伝統文化を継承する二世週祭にコミュニティーの一員として貢献できるのは大変うれしい」と述べ、今年の祭りの成功を願った。
 マーク・ナカガワ実行委員長は、「すべてボランティアスタッフによって運営されている同祭で、こうした寛大な寄付は大変ありがたいこと」と述べ、多大なる支援に感謝の気持ちを述べた。
 今年は東日本大震災後から2度目の祭りということもあり、「昨年に引き続きロサンゼルスから祭りを通して、支援をしてくれた方々に感謝の気持ちを、日本にはエールを送り、日米の絆を深めていきたい」と意気込んだ。【吉田純子、写真も】

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