コースの途中には、すし職人が作る手巻きずし、ビール、冷たい緑茶、たこ焼き、そうめんなどが振る舞われ、JRAならでの大会となった。参加者は和気あいあいと親睦を深めながらも、各ホールには賞品や賞金がかけられたため、賞を狙い「ナイスショット」「ナイスパット」などの声が多く聞かれ盛り上がった。優勝した高出さんは勝因について「長いパットやチップインが決まった。隠しホールにも助けられ、ラッキーだった」と話した。
農水省出向で着任間もない天野宏之領事が、大会後の表彰式に参加。JRAの各種の活動を評価し「日本食を全米に浸透させるために尽力して下さい」とエールを送った。
日系社会では、不景気のあおりで参加者が減少しゴルフ大会を止めた非営利団体も少なくない。だがJRAは毎年盛況。波多野会長はその点について「われわれの日本食の普及という目的を分かってくれる企業やボランティアに助けられている」と説明。「今日は参加者が談笑しながらプレーし、喜んでもらえたと思う。大勢の参加と協力に感謝したい」と述べた。
JRAの詳細は杉本さんまで、電話213・687・4055。
jra@jrasc.com【永田潤、写真も】