片道最低1ドルから都市間を結ぶ2階建てエクスプレスバス「メガバス」は、12日からロサンゼルスに再進出すると発表した。同ダウンタウンのユニオン駅からサンフランシスコやラスベガス、オークランド、サンノゼ間の定期運行を始める。
メガバスは、2003年に格安バスサービスとしてイギリスで誕生した。2006年にニュージャージー州に本社を置く米国輸送サービス会社「コーチUSA」の子会社として北米にも導入。カナダのトロントを含め、シカゴやニューヨーク、テキサスなど全米10カ所にハブを持ち、北米120都市以上で運行している。
ロサンゼルス地区には2007年に一度進出したが、利用者数が少なく約10カ月後に撤退。しかし近年の観光客数増加や環境保全意識の高まりなどから、ロサンゼルス地区での需要が高まったとして再進出を決定した。
バスは、ユニオン駅の東側に位置するパトサウラス・トランジット・プラザから発着する。チケットはインターネットで販売し、料金はすべて片道1ドルから販売され、出発日が近づくにつれ上がっていく仕組みになっている。運賃の他に手数料50セントがかかる。
2階建て車内にはトイレはもちろん、無料でインターネットにアクセス可能で、コンセントも備えている。リクライニング付きの座席にはシートベルトが装着されており、車いすでの利用も可能。
再進出を記念し、メガバスでは12日から19日までの発着はすべて片道1ドルとなる。詳細および予約はメガバスのウェブサイトから―
www.megabus.com