メンバーがそれぞれマイクを握り、歌声を披露した
 二世週日本祭の「米国カラオケ紅白歌合戦」を主催するカラオケ愛好家グループ「楽唱会」(菊地日出男会長)が3日、トーレンス市の山吹レストランで新年親睦会を開催した。およそ40人のメンバーが集い、カラオケでは日頃の練習の成果を披露。ゲームやドアプライズなどで交流を深めた。
 欠席の菊地会長にかわり、副会長の宮城島悦男さんが同会長からのメッセージを読み上げ、「みなさんの温かい支援のおかげで毎年紅白を成功させることができました。この集いがみなさんの親睦を深める機会になることを願っています」との旨が伝えられると、メンバーから大きな拍手がおこった。
 同会の一大イベントは二世週祭の「米国カラオケ紅白歌合戦」。今年で27回目を迎える。毎年日本からプロの歌手を招き、歌合戦に花を添える。
 年間を通しては毎月第1、第3金曜日の午後7時から、小東京の禅宗寺でメンバーが集まり、「楽に歌って楽しむ」をモットーにカラオケを楽しんでいる。同会には専属の講師はおらず、各自で日々練習に励んでいる。
 昼食の後は待ちに待ったカラオケ。メンバーが自慢の歌声を披露した。曲目は演歌がほとんどで、北島三郎や伍代夏子、藤あや子などが人気だという。懐かしい日本の曲が聞けるのも楽しみのひとつとなっているよう。
 この日はひな祭りということもあり、童謡「うれしいひな祭り」を全員で歌う一幕もあった。
 メンバーは「同会をさらに盛り上げ、夏の紅白歌合戦に向け頑張っていきたい」と気持ちをひとつにし、紅白での再会を誓い合った。【吉田純子、写真も】

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