余興で「三番叟」を披露する歌舞伎役者の中村鴈京
アコスタ氏は日本の液体ロケット技術の発展および流体工学の日米間研究交流に寄与し旭日中綬章を、ヤノ氏は米国における日系人史研究の発展および日系人に対する理解の促進に寄与し旭日小綬章を、据石氏は米国における非核に関する理解の増進、在米被爆者の福祉向上に寄与し旭日双光章をそれぞれ受章した。
13年春の受章者はトーマス・イイノ氏と金子・ビショップ氏の2人。
イイノ氏は日米間の経済関係の強化や文化交流、相互理解の促進に寄与したことが認められ旭日中綬章を、ビショップ氏には日米相互理解および友好親善の促進に貢献し、旭日双光章が授与された。
祝賀会では日商の役員がスライドを使って各受章者を紹介。青木会頭から受章者一人ひとりに表彰楯が手渡されると、それぞれが受章の喜びを語り、これまでサポートしてくれた家族と日系社会に感謝の意を表した。
青木会頭は5人の人並みはずれた日頃の努力、精進をたたえるとともに名誉ある受章を祝福し、「今後も地域社会のために活躍して頂きたい」と祝辞を贈った。
昼食の後には歌舞伎役者の中村鴈京が「三番叟」を披露し、会場は祝福モードに包まれた。 【吉田純子、写真も】