フリードマンさんは、昨年他界し長年、同館理事を務めたフランシス・橋本さんの夫で、ハシモトさんのビジネスと、さまざまな社会活動を影で支えた。フリードマンさんは、フランシスさんが自社の三河屋と小東京、日系社会、日本をこよなく愛したことを強調し「フランシスは、2世として日系社会と日米関係のために献身した。みんながフランシスと彼女の業績
パサデナでフランス料理店を営む広瀬さんは、和の食材を取り入れ地元から支持を得ている。受賞について「1人ではできなかったこと。私が人生で身に着けたことを次世代の日系社会の輝かしい将来のために伝えたい」と、武者修業時に覚えたフランス語を交えながら、さらなる社会貢献を誓った。
カルデナスさんは、日本人の母親を持ち神奈川で生まれ、17歳まで暮らした。日本語を流暢にしゃべる。あいさつでは「自分の体の中には醤油が血として流れている」と冗談を交えながら「お客さんに『安らぎ』を与えたことで成功につながった」と紹介し、さらなる日本食文化の普及に意欲を示した。【永田潤、写真も】